私はこのブログでいつもしつこいくらい「ダイエットの成功は、体重減ではなく見た目を変えること」と言っています。
私自身、美容体重まで減らすことに成功したのに見た目がイマイチ変わっていない&理想の体型になれなかった、という事態を経験したからです。
その時は「遺伝的に体型が悪いんだ」とか「背が高かったらスリムに見えたはずだ」とかあれこれ理由を探して諦めようとしましたが、このときはただの知識不足に過ぎなかったのです。
あれこれ勉強して、プロに相談して、やっとわかったこと。
理想の体型になれなかった理由はただひとつでした。
私の体は、筋肉より脂肪が多く、ハリがなかった。
ただこれだけだったんです。
脂肪と筋肉はサイズが全然違う
画像引用元:http://healthil.jp/
上の写真をご覧ください。
同じ2キロの脂肪と筋肉の模型です。
同じ2キロなのに、大きさが全然違うと思いませんか?
同じ重さでもこんなにも体積が違うのです。
よく「筋肉質の人は水に浮きにくい」とか言いますが、脂肪よりも筋肉の方が重さがあるからなんですね。
私自身もジムのカウンセリングでこの模型を実際に手に持ったことがあります。
その時は衝撃でしたね。
筋肉ってこんなに小さいのか!と。。。
「身体の内訳が違うだけで、そりゃあ見た目は変わるよな!」
とここで納得したことを覚えています。
このときに私は初めて「体重信仰」を捨てて「見た目信仰」にシフトしました。
体重ばかりを追い求めてはいけない。
変えるべきは 身体の内訳、そして見た目だ!と。
体重が変わらなくてもこんなに見た目が違う
体重は変化なくても(たとえ増えても)筋肉と脂肪の内訳が違うだけで見た目がこんなにも変わるんだ!という事例を写真でいくつかご紹介しますね。
画像引用元:http://yuchrszk.blogspot.jp/2016/04/blog-post_26.html
こちらの女性、体重は3キロ増えていますがまるで別人のような上半身です。
おなか周りが全然違いますね!
画像引用元:http://dietmotivation.net/diet_woman_workout
こちらの女性は体重は一切変わらないのに、この見た目の変わり様!
全体的にたるんでいた身体が引き締まって細くなってます~。
画像引用元:http://dietmotivation.net/diet_woman_workout
こちらの女性なんて、アフターは6キロも増えちゃってます。
なのにアフターの方が確実に美しいボディですよね?
体重を知らずに「6キロ増えたわよ」なんて言われたら口があんぐり開いてしまいそうです。
画像引用元:mysweatlife/Instagram
こちらの女性は産後太りがひどくてダイエットをはじめたそうなのですが、ビフォーが65.8キロ、アフターが63.5キロだそうで、たったの2.3キロしか減っていません。
が、実は体重だけで言うと一番少ないのは真ん中の写真。
食事制限で減量し、55キロになったそうです。
しかしその後筋トレをして体の内訳を変えた結果、8キロ増量しましたが晴れて美ボディをゲット!したんですね。
わたしの姿もさらします・・・(汗)
外国人女性の写真ばかり載せてしまいましたね。
日本人女子の筋トレ人口が少ないため、同じような画像が日本人でなかなか見当たらなかったのです。
じゃあ、自分の載せれば~? (´Д`)y━・~~
と心の声が言いましたので・・・・恥ずかしいですけど載せます~。
自分の写真なんてほぼ撮りませんので、少し前の写真ですが・・・。
ビフォーは2013年5月、アフターは2016年4月。
どちらもほぼ同じ体重です。
ビフォーの写真を撮るとかそういう発想もなかったので、わかりにくいビフォーですみませんです。。。
ビフォーの方が3歳若いはずなんですが、もろオバハン体型ですね。
誰だこれ撮ったヤツ!(夫だ)
久しぶりに会う友人からは大抵「痩せたよね??」と言われるんですが、体重はほとんど変わっていないので「痩せた、って言っていいのかなあ?」とあやふやな返事しかできないんですね。
でも「引き締まったよね!」と言われたら「そうなの!体脂肪が減って筋肉が増えたんだよ~!」と堂々と答えられます。
どうでしょうか?
体重と見た目が一致しないこと、お分かりいただけましたでしょうか。
筋肉と脂肪の内訳が変わるだけで、こんなにも身体は変わるんですね。
筋肉は脂肪に変わらない
よく言われるのが「筋肉つけても、運動やめたら脂肪になっちゃうんでしょ」という間違い。
これは木が金属に変わる、水が油に変わる、紙が鉄板に変わる、これらが変わることができないのと同じこと。
脂肪と筋肉は全く違う素材で、脂肪から筋肉に変わることもなければ、筋肉が脂肪に変わることもありません。
スーパーで買ったバラ肉を焼いたらモモ肉に変わった!なんてことありませんよね。
それと同じなんです。
筋肉というものは存在するだけでエネルギーを多く使いますから、体にとって「必要ない」と判断されたらすぐに追い出されてしまうもの。
家の手伝いしない&金遣いの荒いニートの息子みたいなもんでしょうか。
動かないなら早く出てけ!みたいな(笑)
運動を止めて筋肉を使わなくなると、体は「この人に筋肉はもう要らんだろう」と筋肉を分解して減っていきます。
筋肉が減ると代謝&消費カロリーも下がりますから、そこで今までと同じように普通に食べてしまうともれなく「脂肪」が増えてしまうんです。
これが、いわゆる勘違いされる「筋肉が脂肪に変わる」という状態ですが、実際には「筋肉が減って、脂肪が増えた」ということだったんですね。
なので、筋肉を付けたからといって、その後脂肪に変わることは絶対にありません。
安心して筋肉を増やしてください!
糖質制限は美ボディに不向き
筋肉を増やすためにはタンパク質はもちろんですが、ある程度の糖質(炭水化物)も必要です。
もちろん、糖質過多は太る原因になりますが、美ボディのために筋肉を増やす場合は糖質はしっかり食べたほうがより綺麗な体が作れます。
糖質制限ダイエットは確かに体重は落ちますが、体重が減っても美ボディが作れるか?となると実は別なんですねぇ・・・。
(私自身が失敗していますので・・・・)
私がおすすめする良質な糖質はズバリ玄米です。
血糖値が上がりにくい上「完全食」と言われるくらい栄養価が高いので、ダイエットしている人はもちろん、美容・健康のためにも、大人は全員食べたほうがいいと思ってます!
ちなみに私のダイエット成功を叶えてくれた玄米はこちら
玄米って炊くのが面倒臭くて続かなかったんですけど (^^;)、これは炊飯器で白米と同じように炊けるので本当に重宝しています。
まとめ
- 脂肪と筋肉は同じ重さでも体積が全く違う
- 同じ体重でも、体の内訳が脂肪が多いか筋肉が多いかで見た目が全然違う
- 筋肉から脂肪に変わることは(その逆も)絶対にない。安心して筋肉を増やそう
- 筋肉を増やすにはある程度の糖質も必要。良質な糖質(おすすめは玄米)をしっかり食べよう
今日は恥ずかしい写真をさらしてしまいましたが(汗)、でもブログを読んでくださってる皆さんにどうしても私の信念をお伝えしたくて今回の記事を書きました。
体重なんて、ただの数字なんです。
体重に一喜一憂せずに、見た目を変えてみませんか?
見た目を変えるには、筋トレが一番です♪
ものすごく美ボディ!!!
あこがれます><
ゆきさん、こんにちは★
海外の美ボディを集めてみましたよ~!
この人たちも「元ぽっちゃり」で、筋トレでここまで変われるんだと思うとヤル気が出ます。
私の写真は掲載したあと「恥ずかしいな」とちょっと後悔しましたが、、、
なんとか筋トレの成果を伝えたくて載せてます(^^;)
このbefore以上に太っていたときの写真もありますのでいつか公開しますね(笑)
はじめまして。筋トレしているのですが体重が思ったように減らずイライラしていましたが、もう体重は気にせず筋トレに励みます! ありがとうございました!
かおりさん
はじめまして(^^)
コメントありがとうございます!
筋トレは体重減ではなくボディ変化なので、ぜひぜひこのままドンと構えて続けていってください!
私も全然体重は変わりません(笑)
が、見た目はだいぶ変わりました(^^)
とはいえ長年体重信仰してきた身ですので、体重が減らないとイライラしたり、このやり方でいいのかと不安になることもこともありました。
トレーナーから「変えたいのは数字じゃなくて見た目でしょう?」と何度も言われ、乗り切りました。
時には増えることもあるかもしれませんが、「大丈夫、確実にカラダは変わりつつあるんだ」と自分に言い聞かせてください(^^)
一緒に筋トレ頑張りましょうね♪
[…] ビフォー・アフター画像です。 https://komachi-diet.com/bodymake/shibou-kinniku/ […]
高校生女です。肩幅が大きすぎるのと、下半身がデブすぎて本当に辛いです。ネットを見ても何をしたらいいのかよくわからず…。腰痛もちなのでランニングするのもきつくて。どうしたらいいのでしょうか( ; ; )
ジムに 通って2ヵ月。
炭水化物も減らし、おやつも我慢でも全く体重変わらず。
しかしこのデータを見て勇気とやる気が出ました。