なぜ欧米人の巨漢は堂々とビキニを着れるのか

なぜ欧米人の巨漢は堂々とビキニを着れるのか

 

私はあまりテレビを見ないのですが(正確には見る時間がない)、世界さまぁ~リゾートという番組だけはすごく好きで、録画して観ています。

さまぁ~ずのお二人が世界のビーチを紹介する番組なんですが、王道ビーチから秘境ビーチ、聞いたことのないようなマニアックなビーチをたくさん紹介してくれるので海好きの私はあれこれ妄想しながら「いつか行きたいなあ」とうっとりと観ています。

この番組を見ていて、夫がボソリとひとこと。

「欧米人ってスゲー太ってても堂々とビキニ着るよね」

た、たしかに。

確かにビーチの映像が流れると、大抵の確率で巨漢欧米人の水着姿が映ります。
それほど意識してビーチ客の映像を見ていませんでしたが、言われると気になってしまい、ついついそっちばかり目が行ってしまう。

欧米人の人って、どれだけ太っていようが、どれだけ肉割れしてようが、どれだけおばあちゃんだろうが、堂々と水着を着てビーチを楽しんでいるんです。

逆に私は海が大好きなくせに、太っていて水着姿が見苦しいからという理由で、何年も海を避けて生きてきました。
たとえ海に行っても眺めるだけ。決して入らない。
本当は入りたいのに。
入っても足だけ。

こんな気持ちを持つ人は、私だけじゃないはずです。
特に日本人女子って、恐らく私と同じ気持ちの人多いと思うんですよね。

この差は一体何なのか?

ちょっと気になって調べてみました。

 

「デブ」の基準が日本と欧米で違う

 

人種が違うので基本の体型が異なってしまうのはあたりまえ。
日本人と欧米人では、どうやら「デブ」の基準が違うようです。

下記の画像は、「どの人から太ってると思いますか?」というアンケート。

画像引用元:http://ameblo.jp/diet-witch-aki/entry-11720804586.html

日本人は、4番から太っているという答えが一番多かったそうですが、欧米諸国の答えはほぼ2番以降。
3,4番なんてザラよ、って感じなんでしょうね。

私は10代の頃、オーストラリアに留学していたことがあるのですが、オーストラリア人女性は大きい人(いわゆるデブ)が多く、洋服を買いに行くと無限にサイズがあることに驚きました。
当時の私はただでさえ太っていたのに、オージー飯を食べ続けたらあれよあれよと14キロ太り、人生で一番のデブになりました(笑)
が、周りがもっともっと大きいので太っていても全然気付きませんでしたね。

「え、あたしなんてまだまだ小さい方よ」

なんて図々しく言っていたものです(恥ずかしい・・・)

日本人から見たら確実にデブだった私ですが、オーストラリア人からは一度も「太っている」とは言われませんでした。

太っている基準が違いますから、たとえ日本人から見た「デブ」でも、欧米の人から見たら「フツーの体型」になるんだと思います。

 

日本人は人の目を気にしすぎる人種

巨漢でもビキニを着る理由。
それは、本人がビキニを着たいから。
ただただそれだけの理由なんです。

欧米人はそれほど人の目を気にしないそうなんです。
自分が着たいから、着る。
誰がなんと言おうが気にしない。
というか、言う人も別にいない。

逆に日本人という人種は人の目をすごく気にするし、そして人のことも良く見ているんです。

なぜこのような人種なのか。
私自身も人の目は多少気になるし、確かに人のことも良く見てしまう。
気になってしまいました。

島国の日本はひとつの民族しかない

理由のひとつに、島国の日本には「日本人」というひとつの民族しかないことがあるようです。

対してアメリカやフランス等の国は白人・黒人・アラブ人・アジア人などなど、たくさんの民族が暮らしていることから「見た目」に関して肌の色・髪の色・目の色・体型、人それぞれなんですね。
同じ国籍でも見た目がバラバラです。

日本人はほぼみんなが黒髪・黒い目・黄色い肌で、見た目にそれほど多様性がないことから「見た目が近い人同士を比べてしまう」という状態が起こりやすくなります。

ちょっと可愛い日本人女子が自分とミランダカーを比較して落ち込むことは少ないと思いますが、AKB48のメンバーを見て「あの子より私の方が可愛いわ」って思う人は多いかもしれません。

日本人は空気を読む人種

KY(空気読めない)という言葉が流行りましたが、「空気を読む」という言葉は外国語にはありません。
日本独特の概念だそうです。

日本人が秩序良く行列に並ぶのも、たとえ災害時で大変なときにも列を作って静かに並ぶのも、日本人の美しい特性ですが「周りの動きを見て立ち振る舞いを真似し、空気を読んで行動しているから」なんですね。

周りのことを見ているからこそ、自分も見られていると知っている。

なので、「人の目が気になる」し、「人のことも気になる」。

太った人が外で水着姿になりにくいのも、

「太っているのに水着なんて着ちゃって、見苦しいよね。(見ているほうが迷惑だよね)」

という心理状況があるのかもしれません。

人の目を気にしないで生きる。それはきっと幸せ。

私の友達に、太っているけどすごく幸せ。
という友達が2人います。

2人とも太っていることなんて微塵にも気にしていなくて、優しい旦那さんもいます。

サイズの大きな可愛い服はインターネットで買えるし、ダイエットはしないから美味しいものたくさん食べられるし、太っていても可愛いと言ってくれる旦那さんもいるし、太っているからと諦めないでアパレルの仕事にも就いたし、とにかく「太っている」とか関係ナシに幸せよ。

と明るく笑って言いました。

2人とも一般的には巨漢と言われる域ですが「だから何?」って感じです。

そう。

「だから何?」 なんです。

きっと巨漢でも水着を堂々と着る欧米人の人たちは「だから何?」なんですよね。
So what? です。

ビキニが着たいから、着ている。だから何? なんですね。

あれこれ人の目を気にして好きな服を着れない、好きな海で泳げない、好きなことが出来ない、よりも、よほど幸せです。

私も以前よりは人の目が気になくなりました。
とはいえ、まったく気にしない!というところまではいけませんが「私は私」と思うと気持ちが楽になるんですよね。

私がダイエットしているのは人の目が気になるから、ではなく自分のため。

自分が美ボディを手に入れたらもっと楽しいだろうな、もっと素敵に服を着こなせるんだろうな、とワクワクするから今努力しているんですね。

人の目を気にするためでなく、自分のため。

これだけはブレないです。

あなたが実践されているのは「自分のため」のダイエットですか?

もし人の目を気にするだけのダイエットをしているのなら、もう一度目的を見直してみませんか?(^^)

自分のために行う自分磨きは、より一層効果が高いはずです。

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こまちのダイエット成功手帖

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4 件のコメント

  • こんにちは
    筋トレ歴4か月のアラフォー主婦です。
    記事とは少しずれるのですが、私の住んでいる所は田舎で、ジムのフリーウエイトに女性がいる所を見たことがありません。本当はクロスフィットトレーナーのAYAさんみたいなウェアを着てガンガン持ち上げたいのですが、今ですらみんなの目線が気になって恥ずかしいのにスパッツ一丁なんて…と思ってしまいます。
    こまちさんはいつもどんなウェアで筋トレされていますか?

    • あやみさん

      こんにちは!コメントありがとうございます〜!
      返信が遅くなり申し訳ありません。

      私のジムにもフリーウエイトエリアには女性がいませんね〜。。。。というか、男性もあまりいません(笑)
      女性は有酸素運動エリアにいる方が多いですね。

      ウェアですが、AYAさんのウェア姿はとってもとってもかっこいいですよね!!!
      私も憧れます!!
      とはいえ、、、私もスポブラ&スパッツでトレーニングする勇気はなく(笑)
      特に私は昼休みに会社で着替えてジムに行っているのでスパッツで会社を出るのが恥ずかしいんですね。
      なので、上はコンプレッションウェアで、下はヨガパンツみたいな緩めのパンツを着てトレーニングを行なっています。
      もう一つのブログにトレーニングウェアの記事を書いたことがあるので、よろしければこちらもご参照くださいませ(^^)

      https://ameblo.jp/komachi-diet/entry-12303427672.html

      こまち

      • ありがとうございます。
        記事読みました。やっぱり好きなウェア着るとやる気が違いますよね。早速本日コンプレッションウェア見てきます。

        • あやみさん

          こんにちは!返信ありがとうございます!
          そうですね、本当に「可愛いウェア」はテンションとモチベーションが上がります♪
          そして「格好良く着こなしたい!」という気持ちで更に頑張れますね(^^)
          あやみさんも素敵なウェアが見つかりますように~!!!

          という私のウェアもだいぶくたびれてきたので(笑)そろそろ買いなおししようかなと思っています。
          お互いテンション上がるウェアで頑張りましょうね!!

          こまち

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