私は13キロの減量に成功し、体脂肪も14%落とすことができました。
減量成功から2年以上が経ちますが、食事制限をやめた今もリバウンドをすることなく体重・体型ともにキープできています。
とはいえ、
「好きなものを食べまくってるけど、リバウンドしてないよ!!
( 厂・ω・ )厂ウェーイ」
というわけではありません。
正確に言うと、
「好きな食べ物が変わり、デブになりそうなものは食べたいと思わなくなった。
結果的に好きなものを食べているけど太っていない」
でしょうか。
今日は、太りそうな食べ物とその依存について、そして私の嗜好の変化について書いていきたいと思います。
過去の私はとにかくデブ飯(糖質&脂質コンビ)が大好物!
え~・・過去を振り返ると、「そりゃあ太るよ!!」というものばかり食べていました。
でも当時はなんで太るのかとかよくわかっていなかったんですね。
好きだから食べ続けていたら、気付いた時はもう太っていました。
過去の私の大好物
・ラーメン(家系こってりラーメン。麺マシマシ油多め味濃い目で注文)
・カルボナーラ(パスタはクリーム系に限る。有料でも大盛りにする。)
・カフェラテ(スタバとかのじゃなくて、スーパーで買える甘~いやつ。500mlパック)
・グラタン&ドリア(クリームソースとチーズの組合せがとにかくたまらん)
・チョコとクッキーが一緒になったお菓子(ポッキーやきのこの山、アルフォートなど)
・宅配ピザ(ピザーラのじゃがいもとマヨネーズが乗ったモントレーが最高。生地はクリスピーじゃ駄目。食べた気しないから。)
・アイスクリーム(シャーベットじゃないよ!濃厚なアイスクリームのみ!)
・ミスドのドーナッツ(エンゼルクリームは何個でもいける)
そう。お気づきの方もいるかとは思いますが、、、
これらは全て糖質と脂質のコンビなんですね!
そしてカロリーは高いのに栄養価は低い!!!
高校生の時は「ラーメン倶楽部」となるものを友人と設立し、ラーメンを食べ歩いていました。
おやつとして。ですよ(汗)
で、「ラーメンノート」を作ってそれを更新するがために毎日食べていたんです。
今の時代ならきっとラーメンブログを書いていたと思います(笑)
こってりラーメンを「おやつ」として食べる。
で、家に帰ると母親の作った夕飯を「しっかり」食べる。
そんな高校生活でした。
そりゃあ太るよ・・・・。
18~20代前半は海外で過ごしていたのですが、幸い日本食が恋しくなることもなく現地の食事を美味しく食べていました。
1年半滞在したオーストラリアには「ホットチョコレート」という甘~い濃厚なココアに生クリームがたっぷり乗った悪魔の飲み物があり、これが美味しくて美味しくて毎日飲んでいました。
なにせまだスタバが展開する前でしたから、こういった飲み物は珍しくて本当に毎日飲んでいましたね。
ええ、毎日・・・。
オーストラリア人女性はデブ大きい人がとにかく多いので、日本人の私が60キロを超えたところで全然目立たない。
「わたしなんてまだまだ小さい方よ」
と思っていました。(とんだ勘違い)
その後は東南アジアへ渡り、いくつかの国で仕事をしながら暮らしていましたが、アジア独特の「屋台文化」があるため自炊などするはずもなく、毎日たくさんの屋台を食べ歩いていました。
屋台って深夜までやってるんですよね。
たった60円でラーメンでもチャーハンでも焼きそばでもなんでも食べられちゃうんです。
安いからって、手当たり次第食べていましたね。いやな日本人ですね(汗)
で、その結果、体重は過去最高の65キロをマークしました。
18歳で家を出てからほとんど一人暮らしだったため、本当に「好きなもの」しか食べませんでした。
積極的に野菜を摂ったこともなければ、ご飯を控えよう、なんて思ったこともなく・・・
「好きなもの」が見事に全て「太りやすいもの」だったので、
そりゃあ太るよね、、、と今だからこそ分かります。
太りやすい食べ物には「中毒性」がある
私の好きな食べ物は糖質と脂質の組合せで、そして味付けもしっかりしたものがほとんど。
実はこれらは「また食べたい~」と思わせる中毒のような組合せなんですね。
体内に大量の糖質や脂質が入ると、脳はドーパミンという幸せホルモンを分泌します。
習慣的にドーパミンが出る食べ物をたくさん摂取していると、やがてそれらを欲してしまう体になってしまうのです。
そして市販の加工食品やジャンクフードには化学調味料が多く使われており、また食べたくなるような(売れるような)仕掛けがしてあるんですね。
いわゆる「やみつきになる食べ物」というやつです。
なので、私が過去好んで食べていたようなものを習慣的に食べていると、そればかりを食べたくなり、食生活を管理されていない大人は「好きなものを食べているだけ」で太ってしまうのです。
味覚・嗜好は変えることができる(実証済み)
中毒性がある食べ物は、徐々に控えていくことで味覚を正常に戻すことができます。
過去の私は、ある意味「デブ飯依存症」だったわけです。
なので、その依存を脱すればいいわけなのですが・・・。
しかし過去の私もそうですが、ダイエットを始めると大抵の人はここで突然食事を抜いてしまったりダイエットシェイクに置き換えたりなど、突然ストイックなことを始めます。
こうなるとどうしても「我慢してる感」が強いので、
「よ~し、目標の○キロになったらホテルのスイーツビュッフェでしこたま食べるぞ!!」
と、ご褒美を設定してしまい、根本的には解決していないことが多いんですね。
結局「我慢してるだけ」なんです。
根本的に味覚や嗜好を変えていくには、
ゆっくりでいいから徐々に、身のある食べ物・栄養のある食べ物に置き換えてそれを習慣的に食べていく。
これを実践していけば必ず味覚と嗜好は変化していきます。
最初は意識しないとできません。
「カルボナーラはパスタの糖質とクリームの脂質がたっぷりだから、ランチはイタリアンはやめて和食にしよう。丼ものはこれまた糖質と脂質が重なるから、魚と味噌汁とサラダがついた定食にしよう。」
私も最初はこんな風にあれこれ意識して食べ物を選んでいました。
考えないとメニューから選べなかったし、買い物にも時間がかかりました。
が、3ヶ月もすると・・・
不思議と自分が選ぶものが食べたいものが身のあるもの・栄養があるものに変わっていたのです。無意識で、です。
ランチを選ぶ時、パスタやラーメンの選択肢が頭に出てこなくなった。
おやつを選ぶ時、お菓子ではなくフルーツに手が伸びるようになった。
コンビニに寄る習慣がなくなった。
甘い飲み物ではなく、あたたかいお茶が飲みたくなった。
こんな感じで自分が選ぶものが太りにくいものに徐々に変わっていったのです。
このときに私は初めて
「やっとデブ飯を卒業できたかもしれない!」
と思えました。
徐々にデブ飯を減らしていくことによって、中毒から脱することができたんです。
味覚と嗜好が変わると食べたいものを食べても太らなくなった
こうして味覚と嗜好が変わった私は、食べたいものを食べても太らなくなりました。
太りやすいものに手が伸びなくなったからです。
ヘビースモーカーだった人が突然タバコをやめると苦しいですよね。
でももともとタバコを吸わない人にとってはタバコなんてなくたって全然へっちゃらです。
それと似ていて、私はこってりラーメンを食べなくてもへっちゃらになったのです。
ケーキにも手が伸びないし、ピザも食べなくなったし、甘い飲み物は甘ったるくてもう飲めなくなったし、会社でお菓子の差し入れが回ってきても以前より食べなくなりました。
味覚と嗜好が変わったからこそ、食べても太らなくなったのですね。
だから食事制限をしなくても、リバウンドせずに過ごせているんだと思います。
運動指導者の森拓郎さんも、味覚とダイエットに関しての本を出版されています。
過去の私のように、自分の好物が太りやすいものが多いという場合は、「デブ飯中毒」になっている可能性があります。
でも、味覚と嗜好は変えることができるんです。
時間をかけてでも、一生ものの変化だと思って腰を据えてり取り組んでみて、「ダイエット終了後もリバウンドしない食べ方」について準備しておくと体重も体型も維持できるはずです。
好きなものを食べても太らない。
これこそが本当のダイエット成功、と言えるのかもしれません (^^)
(注意:好きなものを好きなだけ食べても、じゃないですからね(笑)それだけご注意を~!)
はじめまして。初めてブログを読ませていただいたのですが、とても感激したのでコメントさせていただきました。
私自身現在カロリー制限でダイエットをしているのですが、ある程度までは痩せられてもそれ以上は痩せられないと友人から聞きました。
その友人は男性なのですが、2日や3日に1回筋トレをし、タンパク質を毎日ちゃんと摂る生活をしていて、プロテインもちゃんと飲んでいます。
こまちさんがブログにも書いていたように、プロテインはボディビルダーのようなムキムキになりたい人が飲むためのものと言った固定観念があったため、その友人からプロテインを進められても恥ずかしくて飲めずにいました。
でもこまちさんのブログを読んだおかげで考え方が180°変わりました!私も筋トレとまではいきませんが、ジョギングをしたりスポーツに親しんでプロテインを飲むようにして綺麗な身体づくりを目指そうと思います!考え方を変えることが出来てよかったです、ありがとうございます\(^^)/
これからもブログを読ませていただきます(*^^*)更新楽しみにしています!
りんえーさん
こんにちは!はじめまして(^^)
嬉しいコメントありがとうございます!
感激したと言っていただき、有頂天になって小躍りしてしまいました!!
嬉しいお言葉をいただき本当にありがとうございます。
こうしたお言葉をいただくと「ブログを書いていてよかったな~」と思えます(^^)
プロテイン、わたしも今まではイメージが悪くて手を出す気にもなれませんでした。
たしかにボディビルダーのイメージですよね~(^^;)
飲んだら「ムキムキになってしまう薬」だと私もずっと勘違いしていたんです。
しかも私は「お肉はダイエットの敵!」と思い込んでいた時期が長かったので、だいぶ長いことタンパク質が足りていない状態でした。
が、考えを改め、プロテインを併用しながらしっかりと必要量のタンパク質を摂りはじめたら髪の毛も爪も丈夫になったし、体は締まってきたしで、いいことづくしでした!!!
効果がすごかったので嬉しくなって周りの女友達にプロテインを勧めてみましたが、引かれる&変な顔されるばかりで・・・(笑)
りんえーさんは知識のあるお友達がいらっしゃって羨ましいです!
私の周りには男性でも筋トレをしている人がいなくて、プロテインに対しても否定的です。
夫ですら、プロテインを飲みたがりません・・・。
だからこうしてブログでプロテインの誤解を書いてみたのですが、日本で浸透するにはまだまだ時間がかかりそうです(^^;)
でも、りんえーさんただ一人だけでも私の想いが届きましたので、プロテインの記事を書いた甲斐がありました!!!!
わざわざコメントでお知らせくださり、本当にありがとうございます。
お互いダイエット頑張りましょう!!
またお役に立てる記事が書けるよう、わたしも日々勉強していきます。
今後とも宜しくお願いいたします♪ (^^)
こまち
こんばんは!
エトさんのデブ革命のコメント欄のリンクからきました!
私も好物がデブるものばかりで、今それを徐々に変えているところです!
まずは、あま~いカフェオレをやめて、ブラックコーヒーに慣れるように毎日飲んでます。
今は甘いカフェオレ飲まなくても大丈夫になりました。
30代に入ったので、最後のダイエットとして毎日ウォーキングしてます><
コアリズムも。
こちらのブログも、エトさんのブログと平行して毎日読ませていただきます^^
ゆきさん
コメントありがとうございます!
ブログ読んでいただき嬉しいです(^^)
>好物がデブるものばかり・・・
私もそうです!
美味しいものってカロリーも脂質も糖質も高いんですよね~・・・不思議(笑)
好きなものってってなかなか変えられないんですが、
でも「太らなさそうな食べ物」を好物にすることって以外にできちゃうんですよね(^^)
お菓子も好きだけど、フルーツはもっと好きになった!みたいな感じです。
私もあま~いカフェオレ大好きで、アイスカフェオレなんか「どれだけガムシロップ入れるんだ?!」ってくらい入れていたのですが、ブラックに慣れるとブラックもすごく美味しく感じてしまい、好物になりました(笑)
お互い「最後のダイエット」になるよう、一緒に頑張りましょうね♪
これからもぜひぜひ当ブログをよろしくお願いいたします!!
お役に立てるような記事が書けるよう、私も頑張ります。
こまち