脳をだまして体重を落とす!チートデイの不思議
先日、私の1日は怒りから始まりました。
これを見てください・・・!
こちらの記事(驚愕!汚部屋にいると「デブホルモン」が出ちゃう?!)で部屋を綺麗にしてインテリアグッズを新調しました♪ ってルンルンで記事を書きましたが、、、
我が家のアホ男子どもが家の中で野球をやりだして、ボールが新しく買ったトナカイちゃんたちに直撃し、ツノをメッタメタに破壊されました。。。(涙)
前足、ツノ・・・。2頭とも折れました。
1週間、、、持たなかった・・・。
「買ったばかりなのにー!気に入ってたのにー!(怒)」
ショックと怒りで暴れそうになりましたが、
「ヤケ食いしてやる~~~っっ!」
と、家を飛び出し、女友達と美味しいものをいただいてきました。
久々のフレンチ♪
はー、落ち着いた♪
美味しいもの食べて、おしゃべりで発散させて、なんとか私の機嫌は復活。
まあ、ヤケ食いは良くないですし、私も食べ物に逃げるタイプでもないんですが、たまにはダイエットを忘れて好きなものを好きなように食べることはいいですね♪
実は今回、半分ヤケ食い目的もありましたが、半分は計画的に食べました。
というのも、「好きなものを好きなだけ食べる」という日をわざと設けて体重を落とす、というダイエットの方法があるんです。
ええええ???という感じですよね。
今日はその不思議な方法と自分自身の効果を詳しく書いていきたいと思います。
「チートデイ」という体と脳をだます日を作ると、体重が減りだす
ボディビルダーの方がよく導入する方法で、「チートデイ」というものがあります。
英語のcheat(チート)はだます、偽る、dayは日。
そのまんまですが、「だます日」で、だます相手は自分の脳と体なんです。
ダイエットを続けていると、どこかで「停滞期」という体重が減らなくなる時期が訪れます。
最初は1週間で1キロくらい簡単に落ちちゃうので、「このペースならひょっとして2ヵ月後には8キロ減ってるんじゃなあい?」って思ってしまうのですが、週に1キロ減り続ける状態は長く続くことはなく、どこかで体重減はストップします。
このブログでも何度か書いていますが、体が「ダイエットしていることに気付く」からなんです。
体:ねえねえ、最近十分なご飯もらえてないよね?この人ひょっとしてダイエットしてない?
脳:やっぱりそうか!なんかエネルギー足りないと思ってたぜ!このままだと危険だ!おい、体温下げろ!内臓たちも動きを弱めて、全体的にエコモードに切り替えるんだ!
と、こんな感じで体がエコモードに突入します。
エコモードとは、つまり代謝の低下。
代謝が下がると消費カロリーも下がりますから、ダイエットをしているつもりでも、体重が減らなくなる状態になってしまいます。
停滞期にチートデイを取り入れる
ここで導入するのがチートデイ。
危機を感じてエコモードに突入した脳と体をだましてあげましょう。
さて、どうやってだますのか?
そう。
しっかり食べる んです。
停滞期の体は非常に低燃費で動いています。
少ないエネルギーしか体に入ってこないことに気付いたので、そのエネルギーを大切に大切に使おうとするんです。
iphoneでバッテリーが20%以下になると「低電力モードに切り替えますか?」と表示が出てディスプレイを暗くしたりしてバッテリーを少しでも長持ちさせようとしますよね。
あんな感じなんですね。
エコモードに突入した体は痩せにくくなっていますから、なんとかエコモードを解除しなくてはなりません。
ここで大量にエネルギー減(食べ物)を体に入れてあげると、エコモードが解除されるという有りがたい状況に事態は好転します!
チートデイの翌日は100%体重が増えるのですが、数日すると体重はストンと下がり、さらに停滞していた体重が下がりだすという不思議な状況になるのです。
チートデイの方法と注意点
さて、そのチートデイ。
具体的なやり方を見ていきましょう。
チートデイのやり方
・停滞期に入ったら、週に1度ガツンと食べる日を作る
はい。これだけです(笑)
といっても大雑把過ぎて心配だと思うのでいくつかコツを。
ダイエット中は糖質を制限する人が多いと思うので、ここでわざと糖質を多めに取ることをオススメします。
糖質はなんといっても体にとって一番のエネルギー減ですから、いち早く「エネルギー来たあ~!」と体も気付きます。
ラーメンもOK、お菓子もドーナッツもOKです。
せっかく食べるなら「普段あまり食べないもの」がいいですね。
体にとっても刺激になります。
一般的にチートデイは普段の摂取カロリーの2倍食べて良いと言われていますが、せっかくのチートデイにちまちまカロリーを計算するのもなんですから「食べたいだけ食べてヨシ」でいいと思います。
脳と体をだます目的もありますが、普段ある程度我慢している分、ストレスも発散させたいですしね (^^)
この日ばかりは好きなものをたっぷり美味しくいただきましょう。
チートデイの注意点
チートデイの注意点ですが、
・1日だけ行う。連日行わない。
です。
2日間続けて行ってはいけません。
これではさすがにカロリー過多になってしまいますし、食欲が復活してしまい歯止めが利かなくなる人も出てくるからです。
このままダイエットをフェードアウトしてしまう人もここで出てきてしまう可能性も。
メリハリをつけて1日だけで行うことで初めて効果が出るのです。
チートデイで効果が薄い人
チートデイで効果を出せない人も中にはいます。
・普段の摂取カロリーがバラバラの人
ダイエットをしていたらあまりないかもしれませんが、1日おきに飲み会が入ってたり、数日おきに「いつもより多めのカロリー」を摂っている人は体は危機を感じていません。
なんとか食べ物が入ってくることを知っていますから、停滞期に入ることもあまりありません。
この場合の体重が減らない原因は、オーバーカロリーですね(汗)
・体重、体脂肪率が高い人
体重や体脂肪率が高い人には、実は効果が薄いと言われています。
すでにまだ燃やせるエネルギーが体の中にありますから、まずはある程度ここから燃やす必要があるからです。
女性だと体脂肪率35%以上、男性は25%以上の人は、チートデイを設けるよりも運動などで消費カロリーを増やす方がてっとり早く体重が落ちます。
チートデイに向いていない人
・体重増に我慢ならない人
チートデイでガツンと食べた分、翌日の体重はガツンと跳ね上がります。
確実に・・・。
1キロなんてもちろん、2キロくらい平気で増えたりします。
せっかく減らした体重を、また増やすなんて・・・!
と我慢できずにモンモンとしてしまう人や、ここでヤケになって「もうダイエットなんて辞めてやる~~!」となってしまいそうな人は、無理にチートデイは設ける必要はありません。
精神的によくありませんから!(笑)
私のチートデイ実例
ガツンと食べて、本当にエコモードが解除できるのぉ?
体重が増えたまま減らなかったらどうするのぉ?
・・・と半信半疑の方も多いはず。
なにせ私がそうでしたから(笑)
ガツンと食べるなんて、怖くてやりたくありませんでした。
が、体重が停滞していたときにたまたま旅行が入ったので「せっかくの機会だ。旅行中をチートデイにするぞ!」と試してみたんです。
当時私は糖質制限中。
行き先は秋田県。
いや~、お米が美味しいところですよね。そして稲庭うどんも!
糖質制限は解除して、久しぶりに美味しいご飯やうどんをお腹いっぱいいただきました。
で、結果がこちら。
スマホとリンクした体重計なので、勝手にグラフを作ってくれます~。
このグラフを見ると、停滞していた体重が旅行によって一度ガツンと増えますが、その後ストンと落ちて、停滞していた体重以下になりました。
その数日後にまた体重が増えてますが、すいません、これは飲み会があったからです(汗)
でもまた元通りに戻っています。
ガツンと増えたときは、それはもう体重計の前でヒエ~~!!!ってなりました。
3キロ近く増えていたので「明日から断食かしら?!」なんて思ったほど。
もちろんそんなことはしませんでしたが、普通の食事・生活に戻しただけで停滞中よりも体重が落ちたので「おおっ、これがチートデイ効果ってやつ?!」と感動したと同時に不思議でしょうがなかったです。
まとめ
- 体重が停滞したときは、チートデイを設けガツンと食べる日を作るとまた体重が減りだす。(体がエコモードを解除して脂肪を燃やし始める)
- チートデイは1日で終わらせる。頻繁に設けない。
- 毎日の摂取カロリーが安定していない人は効果が薄い。
- 体重・体脂肪率が高い人も効果が薄い。
- チートデイ翌日は確実に体重が増えるので、これに我慢できなかったりタガが外れてしまいそうな人はチートデイに向いていない
糖質制限をやっていた私ですが、実は私は大のパン好き。
東京都内のパン屋を端から端まで巡っていたほどパンが大好きなんです。
糖質制限中はそれはもうパン断ちが辛かったですが、たま~にチートデイを設けて大好きなパンを食べることでバランスが取れましたね。
ダイエットにはどうしても「食の我慢」というストレスがつきものですが、こうしてチートデイを取り入れてストレスを発散させ、そして停滞していた体重まで減るなんて嬉しいことだらけですね!
でもでも、決して頻繁に開催しないでくださいね~。
たまに、だからこその効果です!(笑)
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