このブログの信念は「ダイエットは体重減ではなく見た目変えることが大事」を伝えることです。
記事をいくつか読んでくださった方は私がシツコイくらい「体重にとらわれるな!」「体重に一喜一憂するな」「見た目を変えよう」と言っているのでなんとなく私の信念を分かっていただけたかと思いますが、
なぜ私はダイエットをするのか?
と自分に問いを投げかけた時に、どう答えるかと言うとやっぱり
・憧れのブランドの服を着こなしたい
・水着を堂々と着たい
・スキニーパンツを綺麗に履きたい
・痩せて彼氏を作りたい
など、「見た目・体型」を変えることを目標にしていると思います。
決して「健康診断の体重測定結果に48キロって書いてもらいたいから」なんてことを目標にしているわけじゃないですよね。
ダイエットの成功とは見た目を変えてこそ。
今日はそんな私のブログと同じ信念を持つ本を紹介します。
この本は私の 心の友 !! めちゃめちゃ読み込んでるのでボロボロです!
除脂肪(じょしぼう)とは字のとおり「脂肪を除くこと」です。
私たちがダイエットしているのは 脂肪 を減らしたいからであって、筋肉や骨などを減らすことじゃないですよね。
憎っくき脂肪をやっつけるために日々ダイエットに励んでいるんです。
この本はまさに 脂肪だけ を除くためのメソッドが書かれていて、内容はだいぶ(かなり?)マニアック。
きっと本屋さんの女子向けダイエット書籍コーナーに置いても、手に取る人は少ないでしょう。
(実際この本は運動・トレーニングの本棚にあることが多いです)
でもこのブログにたどり着いてくれたあなたなら、きっとこの本の真髄はわかるはず。
そして 見た目を変えるダイエット にかなり有益な情報が満載なので、読めば必ず満足するはずです。
除脂肪メソッドの真髄
本をあけると一番最初のページに「除脂肪とは?」ということが書かれています。
ダイエットと除脂肪の違いをハッキリと伝えています。
ダイエット・減量 =「体重」を減らすこと。
体重 = 脂肪+筋肉+その他である
体重のみが判断基準になり、体脂肪の減少なのか成功したかはわからない
体型では、形が変わるというよりも全体的にしぼみ、目指す肉体に近づかない。
体脂肪が減らずに筋肉や内臓が痩せただけの可能性もあり、健康とは限らない。
除脂肪 =「体脂肪」のみを減らすこと
見た目、ウエスト、体脂肪率などを判断基準に加えることで、脂肪の純減を狙える。
体型では筋肉の形が際立つことで形が変わる。
トレーニングと組合せが重要。
体脂肪が減って筋肉や内臓が保たれるので、健康といえる。
>体型では、形が変わるというよりも全体的にしぼみ、目指す肉体に近づかない。
最初にこの文を読んだとき、「これワタシ--っ!」と思わず声を出してしまいました。
まさに体重信仰のダイエットをしていたときですね。
体重を減らすことばかり意識がいっていて、食事を極端に減らしたり抜いたりあれこれ頑張ったのに、見た目がイマイチ変わっていなかった。
そう、目指す肉体に全然近づけていなかったんです。
もっと早くこの本に出会いたかった・・・。
著者はボディビルダー&体育大学准教授
この本の著者は岡田隆さんという方で、ボディビル優勝経験者でもあり、日本体育大学の体育学部体育課准教授でもあります。
経歴も現職もカラダづくりのプロ中のプロですね。
ボディビルダーの体づくりと減量のノウハウをわかりやすく一般人にも伝える活動を行っているようです。
ボディビルダーというと「ムキムキすぎてちょっと気持ち悪い・・」等どうしてもマイナスイメージが付きがちですが、この体の見た目を変えることに関しては、プロ中のプロだと思います。
アイドルのホントかウソかわからないような食事&ダイエット法を真似るよりもボディビルダーを真似たほうが1000倍成功に近づくと思うんですけどね。
個人的には・・。
とてもわかりやすく書いてあるので、一般人&運動素人の私でもつまづくことなく読むことができました。
コンテンツ紹介
第1章:除脂肪メソッド基本カード8
①カロリーの調整
②PFCバランス調整
③食事の回数を増やす
④タイミングと分配比率
⑤高GI→低GI
⑥カーディオエクササイズ(有酸素運動)
⑦HIIT
第2章:リバウンド撃退術
①チートデイ
②サイクルダイエット
③ローカーボダイエット(糖質制限)
④吸収遅延ダイエット
外食・コンビニ活用術
第3章:仕上げのトレーニング
シルエット編 7種紹介
セパレーション編 13種紹介
除脂肪レシピ紹介
メニューレシピ 8種紹介
(ボディビルダーのレシピだけあってなかなかストイックです(笑))
大まかなコンテンツは上記のとおりですが、元ボディビルダーの筋肉博士石井先生との対談やサプリメント活用術などところどころコラムが入りますので、読み疲れ&飽きることなく読めると思います。
本の内容を簡単にまとめると・・・
この本では、食事を気をつけて最低限の筋トレさえ行えば理想の肉体に近づけると言っています。
結局一番大切なのは食事なんですよね。
・適正な摂取カロリーを設定する
・栄養バランスを考えて食べる(たんぱく質・炭水化物・脂質のバランス)
・食べるタイミング、回数を考える
とにかく最初は上記3点の食事法を徹底的に気をつけて、あとは筋トレ。
有酸素運動や糖質制限は奥の手だと言っていますね。
タイトルに「除脂肪」とあるだけあって、脂質の摂取に関してはかなり細かく書かれています。
糖質制限だとマヨネーズやバターは糖質が低いからOKとなっていますが、除脂肪的には脂質の無制限摂取はNGです。
まあ、カロリーも高いのであたりまえなんですが、無駄な脂質は結局脂肪にしかならないんですよね。
体づくりのプロに言われると納得します。
この本を読んで自分が気をつけていること
この本の通りに実践すれば必ず美ボディに近づける!
と確信しています。
実際私もサイズダウンできました。
私がこの本を読んで得たこと、そして実践していることは、
- カロリー設定はもちろんだが、食べているものの栄養内訳も重要。
とくに脂質の摂り過ぎに注意。 - 1ヶ月あたり1~2キロ減がベスト。それ以上の減量はボディメイク向きではない。
- 毎日の体重の増減に一喜一憂は不要。でも1週間単位の増減は重要。
- とにかく根気よく続ける(継続は力なり)
- どんな運動でも100利あって1害なし!
こんな感じですね。
結局、正義は「正しい食事と適切な運動」でした。
あたりまえのことだけど、そのあたりまえのことがなかなかできないんですよね。
だからなかなか理想のボディになれない。
ただ、たとえゆるゆるでも継続さえしていけば必ず理想のボディに近づきますので、「難しい!私にはムリ!!!」とさじを投げることはせず、私もできることだけやっています (^^)
「本気のカラダ改革」に実践してみたい人にはぜひ一読してもらいたい本です。
読みごたえありますよ★
Amazonでは新書は売り切れですね。。。
中古はなぜか高い・・・!(プレミアついた?)
※追記:2017/4/19入荷してます!!
楽天ブックスでも売ってますね。
除脂肪メソッドハンディ版 [ 岡田隆(トレーニング科学) ]
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