Amazonで買ったプロテインが我が家に初めて届いたとき、うちの夫はかなりの衝撃を受けてました。
「お、俺の奥さんがムキムキになりたがっている!!!」
((((;゚Д゚)))))))
誰が飲むの? なんで飲むの? 一体何になりたいの?
(;´д`)
衝撃を受けた夫はあれこれ私に聞いてきましたね。
プロテインというと結構な割合で、ボディビルダーが飲むもの、ムキムキになるために飲むもの、といったイメージを持つ人が多いと思います。
私も「筋トレをしてプロテインを飲んでいる」と友達に言うと「ええっ!何目指してるの?!」と大抵驚かれます。
詳しく説明すると長くなるからいつも簡単に答えていますが、プロテインに関する誤解はまだまだ多いですね。
特に女性には。
先に結論を書いてしまいますが、プロテインはダイエットやボディメイクするにあたって非常に効果的 なんです!
ボディビルダーだけの飲み物ではありません!
女性もプロテインを積極的に飲むことで、俄然「美」に近づくんです!!
なので今日は女性目線でプロテインに関する誤解を解いて、オフィスでも恥ずかしがらずにプロテインシェイカーをシャカシャカ振れるような社会にしていきたいと思ってます!(何のため?w)
「プロテイン」を訳すとただの「タンパク質」
プロテインと聞くと、ムキムキになるためのサプリメントと思われがちですが、そんなものではありません。
プロテイン(Protein)を日本語に訳すとタンパク質です。
ドーピングでもないし、筋肉が増える薬でもない、ただのタンパク質なんです。
文頭で「ダイエットに効果的」と言い切りましたが、プロテインを飲んだからといって痩せるわけでもないんです。
ただのタンパク質だから、です。
なんでそんなにタンパク質を連呼するのか
本気で筋トレをしている人やボディメイクに取り組んでいる人はほぼ100%「タンパク質!タンパク質!」と言っていると思います(笑)
もちろん私も。
なぜこれほどタンパク質が重要視されているかというと、タンパク質は 体の組織の材料だから なんです。
私たちの体は、水分を除くとその半分はタンパク質で出来ています。
目、髪の毛、肌、爪、脳、内臓、、、、
筋肉だけでなく、私たちの体のあらゆる材料になっている重要な栄養素です。
そんな重要なタンパク質は、実は体の中に貯めて置くことができません。
脂肪はこちらが希望しなくても勝手に貯蔵してくれるんですけど(涙)、残念ながらタンパク質は日々分解と合成を繰り返して体を作っているため、貯めることができません。
タンパク質が不足すると体の材料が無くなるわけですから、髪の毛がパサパサになったり、爪がモロくなったり、肌が荒れたり、肌のハリがなくなったり、筋肉が落ちて体がたるんだり、「美」を目指す私たちにとってタンパク質不足はイイコトなんてひとつもないんです。
見た目年齢を左右するのはタンパク質といっても過言ではないでしょう。
タンパク質不足の弊害は「美」だけはありません。
タンパク質が不足すると内蔵の機能が低下してしまい、免疫が落ちて風邪を引きやすくなったり、活力が出なかったり、骨に影響が出てきたり、健康面でも害が出てきます。
だから、みんな口を揃えて「しっかりタンパク質を摂ろう!!」と言うんですね。
ダイエットを始めるとおのずと食べる量が減りますから、もれなくタンパク質の摂取量も減ってしまいます。
特に女性は「ダイエット中だから、サラダにしようっと♪」と肉を避けて野菜ばかり食べる傾向がありますから、ここでタンパク質摂取がさらに減ってしまいます。
これは要注意。
「カロリーが低ければなんでもいい。」
「体重さえ減ればいい。」
美ボディを目指すのならばそんな考えは捨てて、ダイエット中でもしっかりとタンパク質を摂りましょう。
というのが、本気でボディメイクを志す人たちの共通の掟なんですね。
わたしがプロテインを飲む理由
タンパク質が重要なのはわかった。
じゃあ、肉や魚、豆腐とか食べてればいいんじゃない?
ハイ。これすっごくよく言われます。
確かにその通りです。
肉や魚から タンパク質の必要量 を摂取していればプロテインは必要ないんです。
が・・・・。
タンパク質の必要量とは
一般的に私たち人間の必要な1日のタンパク質量は 体重×1g と言われています。
つまり、50キロの人なら、1日50gのタンパク質を摂ると体にとってベストなんですね。
筋トレや激しいスポーツをしている人は筋肉の分解と合成がもっと早く進みますから、動いていない人よりももっとたくさんのタンパク質が必要で 体重×2g 摂ると良いと言われています。
私の場合は日常的に筋トレをしていますから、体重×2gのタンパク質が必要なので、1日あたり約100gのタンパク質を摂るように心がけています。
お肉を100g食べたからといってタンパク質が100g摂れるわけではないんですね。
肉の種類にも部位によってもタンパク質含有量は変わってきます。
鶏ササミですと、100g中に含まれるタンパク質は大体20~25g程度。
1日で100gのタンパク質を取ろうと思うと、鶏ササミを400g~500g食べなくてはなりません。
結構な量ですよね、、、
しかも鶏ササミ。
毎日400gだなんて、絶対飽きる。
「ササミはパサパサしてるし味が淡白で飽きるなあ」といって、モモ肉400gに変えた場合、もれなくカロリーと脂質が大幅にアップしてしまいます。
しかも、体がタンパク質を1度に吸収&分解できる量は決まっているので、1回の食事で100gのタンパク質を摂ってハイ今日の分終わり!なんてことは不合理で・・・。
朝・昼・晩、できればおやつも、タンパク質入りの食事を摂ることがベストなわけで・・・。
で、ちゃんと100gくらいになるように計算して・・・。
かといって、カロリー過多にならないようにもしっかり計算して・・・。
いや~!それは面倒くさいですねっ!!!
で、そんなときに、プロテイン なんです!!
タンパク質は摂りたいけど、脂質とカロリーはオーバーしたくないからプロテインを飲む
とにかく体を大きくムキムキにしたい人はカロリーや脂質なんてあまり気にせず筋トレをしてたくさん食べてればいいと思うのですが、私たちダイエッターは美ボディを作るのが目的ですから、やはりカロリーと脂質の適量は気にしないといけません。
プロテインは、ずばり、
高タンパク、低カロリー、低脂質、低糖質
の、素晴らしい食品です。
計量スプーンでしっかり計って飲めば、カロリーも脂質も糖質もしっかり計算できますから、ダイエット中の人にまさにピッタリ。
先ほども書きましたが、筋トレをしている私の場合1日100gのタンパク質が必要です。
昼:お弁当(タンパク質25g)
おやつ:フルーツ(タンパク質0g)
夜:肉か魚の定食(タンパク質30g)
上記のメニューだとトータルのタンパク質摂取量は70gで、必要量の100gまであと30g足りません。
かといって、それ以上食事回数を増やすのは平日だと難しいし、1度の食事でタンパク質量を増やしても全部吸収してくれなさそうだし・・・
なので、ここでプロテインを投入します。
朝:玄米ごはん、味噌汁、納豆、ゆで卵(タンパク質15g)
昼:お弁当(タンパク質25g)
おやつ:
夜:肉か魚の定食(タンパク質30g)
これで目標のタンパク質100gが無事摂取できます!!!
起床後にすぐ肉をムシャムシャ食べる気力はありませんが、プロテインならグイッと飲めます。
水分も一緒に取れて一石二鳥。
そして仕事中のおやつ。
デスクでササミやゆで卵を食べる勇気はありませんが、ロッカーでコソッとプロテインを飲むのは簡単。
(もちろん恥ずかしがらずにデスクで飲めばいいんですけど、ちょっとねw)
プロテインとは、こういう使い方をします。
つまり、足りない分を効率良く、そして簡単に補うもの なんです。
美容や健康のためにマルチビタミンのサプリを飲んでいる人は多いかと思いますが、ビタミンが足りてないな~、って思うから飲んでるんですよね?
それと一緒です。
タンパク質が食事から必要な量しっかり摂れてないな~、って思うから、プロテインというサプリメントで補うんです。
ダイエットしたいけど、そのために髪がパサついたり肌がカサカサになったりするのはイヤだ~!
しかも、筋肉が落ちて体のハリがなくなるなんてもっとイヤ!!
若々しく綺麗に痩せたい!!
強くこう思うから、私はしっかりと積極的にタンパク質を摂るように心がけています。
そして、足りない分をプロテインで補っているのです。
これが、私がプロテインを飲んでいる理由です。
まとめ
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- プロテインはただのタンパク質サプリメント(栄養補助食品)であって、ムキムキになる薬でも筋肉を増やす薬でもない。
- プロテインはただのタンパク質サプリメント(栄養補助食品)であって、ムキムキになる薬でも筋肉を増やす薬でもない。
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- タンパク質は体の組織の材料なので、タンパク質が不足すると美容面でも健康面でも害が出てくる。
- タンパク質は体の組織の材料なので、タンパク質が不足すると美容面でも健康面でも害が出てくる。
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- ダイエット中は食事制限をすることから、おのずとタンパク質不足になりがち。なので意識して摂る必要がある。
- ダイエット中は食事制限をすることから、おのずとタンパク質不足になりがち。なので意識して摂る必要がある。
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- タンパク質の必要量は普通の人で体重×1g、運動をしている人で体重×2gが目安。
- プロテインは高タンパク質、低カロリー、低糖質、低脂質、というダイエットにはもってこいの食品。(同量のタンパク質を食事から摂ろうと思うともれなく脂質やカロリーが大きくついてくる)
だいぶ記事が長くなってしまったので、一旦この辺で。
次回の記事では、プロテインの選び方や私が愛飲しているプロテインなどを紹介していきたいと思います。
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