筋トレはたくさんやれば効果があるの?
いえいえ、実は筋トレは長くやればやるほど良い!というものではないんです。
以前下記の記事で筋トレの頻度について紹介させていただきましたが、
今日は
筋トレの所要時間
について書いていきたいと思います。
さて、筋トレには効果的な所要時間があるのでしょうか?
※この記事はNSCA(National Strength and Conditioning Association )の研究結果を参考に書いています。
理想の筋トレ1回のセッション時間
筋トレは〇分以上やらないと意味がない、という下限はありません。
それよりも気を付けたいのは上限です。
理想的な筋トレの1回のセッション時間は
60分以内
です。
というのも、これはホルモンの影響なんですね。
筋トレをするとタンパク同化ホルモン(テストステロン、成長ホルモンなど)といって筋肉を作るホルモンが分泌されますが、実はそれと同時に筋肉を分解するタンパク異化ホルモン(コルチゾールなど)も若干分泌されます。
研究結果では、筋トレを60分以上行った場合、筋肉を分解してしまうタンパク質異化ホルモンが多く分泌されることがわかり、
たっぷりトレーニングしているのに、いまいち筋肉が成長しない
という残念な事態になることが発表されています。
(※アスリート除く)
恋愛でいうと・・・・
デートは60分まで♪
また会いたいと思わせるところでバイバイしよう!
ダラダラ遊んでいるとマンネリ化するよ
という感じですかね(笑)
やみくもにガッツで長時間やるのは無意味なんですね(ノ_・。)
なので集中して60分以内に終わらるのがベストです!
ちなみに私はいつも45~55分くらいで終らせています。
(ウォームアップ・有酸素運動除く)
短い時間で効率良く結果を出す種目
筋トレは限られた時間の中で効率よく結果を出す種目を優先的にやりましょう!
ずばり優先すべき種目は、
多関節を動かす&大筋群を鍛える種目
です。
具体的には
・スクワット
・ベンチプレス
・デッドリフト
・ショルダープレス
・チェストプレス
・レッグプレス
・ラットプルダウン
などですね。
集中してトレーニングを行い
ダラダラしないでさっさとジムを去る
うん。
これで行きましょう(°∀°)b
有酸素運動はまとめてやらなくても脂肪は燃える
最後に余談ですが・・・・
「有酸素運動は20分以上続けないと、脂肪燃焼効果はないよ」
というウワサがありますが、
これは俗説です。
現代の研究結果では、
小分けに行った有酸素運動でも、脂肪燃焼効果は認められる
ということが分かっているそうです。
なので無理に”60分ウォーキングの時間を取ろう!”とまとめて時間を取ろうとしなくても、
朝20分歩く、ランチの後に20分歩く、仕事帰りに20分歩く
でもOKなんです。
忙しい現代人のわたしたち。
時間は有限です。
時間を有意義に使ってうまくダイエットしていきましょう!
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