今日はよくある質問のひとつ、
「筋トレをどのくらい休むと筋肉が減ってしまうか」
についてお話したいと思います。
・体調が悪くてしばらく筋トレができませんでした
・旅行に行くので筋トレを休んでしまいます
・なんとなくジムから足が遠ざかってしまって・・・
・仕事が忙しすぎて筋トレどころじゃなかった
このような状況が続くと、みなさん
今まで頑張った分が無駄になってしまったのでは!?
振り出しに戻ってしまったのでは?
と、不安に思われるかもしれません。
なので、ちょっと体調が悪くても「休むと筋肉が減ってしまう」と無理してトレーニングしてしまう人も中にはいますね。
私もそうだったのでお気持ちよく分かります(;^_^A
今日はその不安を解消すべく、詳しく書いていきたいと思います!!!
※この記事はNSCA(National Strength and Conditioning Association )の研究結果を参考に書いています。
2週間程度ならほとんど低下しない
筋トレを一時的にお休みすることを”ディトレーニング”といいます。
こうした専門用語があるくらいですから、大丈夫★
アスリートもマッチョもみんなどこかでディトレーニングを経験しています。
結論から言いますと、
筋肉の量・筋力ともに、トレーニング中止が 2週間程度 ならほとんど低下しません。
”でもでもっ!!!
一週間ぶりにトレーニングしたらめっちゃツラかったんですけど!!!”
という人もいるはず。
実はこれは筋肉そのものが減っているわけではなく、
神経系機能の一時的な低下
によってツラくなっています。
簡単にいうと、カラダが鈍ってる、ということですね。
例えると放置していたバイクに久々に乗ろうとしたらエンジンがかかりにくい!みたいな感じかな。
放置していたからってバイクのエンジンが小さくなることはありませんよね。
神経系機能の低下はトレーニングを再開すれば数日で回復していきます。
カラダはすぐに勘を取り戻して、いつもの状態まで戻りますから、安心してくださいね
絶対安静状態だと、2~3日で低下する
2週間程度の休養なら筋肉は減らないとお伝えしましたが、例外がひとつあります。
それは「絶対安静(ベッドレスト)状態」の場合です。
例えば入院ですね。
怪我や大病で立ち上がることすら禁止されている場合、体は常に横たわっている状態ですね。
この場合は残念ながらあっという間に筋肉・筋力は落ちていきます。
日にちの目安としては2~3日です。
実は私は妊娠中、切迫早産(予定よりだいぶ早く赤ちゃんが産まれてしまう危機がある状態)になり、入院を経験しました。
ちょっとでも動くとお腹が張ってしまって危険なため
絶対安静
が言い渡されました。
トイレ以外はベッドから降りることも禁止。
もちろんお風呂もなし。
面会もベッドの上のみ。
いや~暇で暇でしょうがなかったです(;^_^A
全く動くことのなかった入院生活ですが病院のご飯は3食モリモリ出てくるし、面会に来る家族は必ずケーキやお菓子を持ってくるので、
こりゃだいぶ体重増えたな
と思ったんですね。
でも退院後体重を測ると、驚いたことに1キロ減っていたんです。
このときは「ラッキー!!!┏( ^o^)┛」と思いましたが、今なら分かります。
筋肉が減っていただけ
なんですね~(ノ◇≦。)
脂肪より筋肉のほうが重いですからね。
どうりで見た目はブヨついてたわけだ。
筋肉を維持するには最低週1回の筋トレをすべし
筋トレのおかげでだいぶ体が締まってきた★
満足です♪
もう筋トレやめていいかしら??(*゚.゚)ゞ
ダメよ~!ダメダメ!!!(`×´)
(古い?w)
です!!!
すぐにカラダは元通りに戻らなくとも、筋トレを完全にストップしてしまうと、やがて体は元に戻ります。
トレーニング歴が短い人ほど、その元に戻るスパンも短いです。
最低でも 週1回 は筋トレで筋肉を刺激を与えてあげましょう。
家での簡単なトレーニングでも、短時間でもいいですから、締まった体を維持したければ筋トレは続けましょう。
じゃないと、筋肉ちゃん、スネてどっかいっちゃうんだから・・・・。
もしトレーニングを休んで2週間以上経ったとしても、完全なゼロに戻るわけではありません。
「間が空いてしまったから」といって完全に辞めてしまうのはとてももったいないこと。
一度エンジンがかかれば、また軌道に乗りますから、どうかトレーニング中断を恐れないでくださいね。
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